■竹内涼真以上の話題に

 すると、ミンジュンはテコンドーの構えになり、鮮やかなハイキックや回し蹴りを披露。次々とゾンビを迎え撃ったのだが、スリムな体型で地味な雰囲気のミンジュンの意外な活躍シーンに、キム・ジェヒョンのことを知らない視聴者は驚いたようだ。

 ツイッター上では「韓国人のアルバイトくんがかわいいお顔でアクションがスゴくて回し蹴りがカッコ良かった」「アクションバリバリの韓国人テコンドー使いが気になる」などと、アイドル級のルックスと主人公級にカッコいいアクションに注目が集まっていた。

 一方で、K‐POPファンは「実はジェヒョンがめっちゃ明るくて面白い子って知ったら驚くだろうなぁ」「ミンジュン役のジェヒョンはドラムスティックを持ったら宇宙一カッコイイドラマーに変身します」などと、アクションとともに、本人のキャラと役柄のギャップを楽しんでいた。

 初回の平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)は8.4%と、ひと桁台の厳しいスタート。ゾンビの描写がエグく、怖くて見ていられないという声とともに、米国の人気ゾンビドラマ『ウォーキング・デッド』やゲームを映画化した『バイオハザード』の焼き直しのようで新鮮味がないなど、批判的な声も少なくなかった。

 というのも、オープニングからゾンビの初歩的説明のような展開のうえ、主人公が勝手な行動をしてピンチに陥る、やけにゾンビに詳しい老人、仲間に病気の子どもがいる、ゾンビに噛まれたのを隠すなど、“ゾンビあるある”が山盛りだったのだ。

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