■『ワールド極限ミステリー』はほぼ月1番組に

 MCに恵とフリーアナウンサーの高島彩(41)を迎え、2019年10月にレギュラー放送がスタートした、毎週水曜日夜9時からのゴールデン帯のクイズドキュメンタリーバラエティ番組『ワールド極限ミステリー』。しかし、実は番組の放送回数は極端に少ない。

「TBSには、視聴率が悪い番組や評判のよくない番組の放送は減らしていく、という方針があるからでしょうね。1月20日には3時間SPが放送されましたが、平均世帯視聴率は9%超、個人視聴率は5%超という数字です。これはコロナ禍で人が多く家にいたのでそこそこの数字だったのでしょうが、その前の放送は、1か月以上前の昨年12月2日。この日も3時間SPでしたが、世帯視聴率は4・5%、個人で2・3%です。そして、その前の放送はというと、11月4日。もはや、これでは月1の番組ですよね。その時の数字は世帯5.2%、個人2.7%。

 やはり、3時間SPで4・5%というのが、“アウト”と見なされたのではないでしょうか。ただ、それ以前にすでに“月1放送”になっている時点で、TBSが同番組に期待していないのは明白。10月に打ち切りになるというのは、普通の流れかと思われます」(前出の放送作家)

 一方、それほど視聴率が悪くはない『ひるおび!』の打ち切り説について、前出の民放キー局ディレクターはこう話す。

「よっぽど大きなトピックスなら別ですが、『ひるおび!』で芸能ネタを扱うことはほとんどありません。それは、MCの恵さんがやりたがらないからだと言われているんですよね。ただ、お昼のワイドショーや情報番組では、やはり芸能ネタが圧倒的に強いんです。

 それは坂上忍さん(53)の『バイキングMORE』(フジテレビ系)が好調なことからもうかがえますよね」

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