■ジャニーさんの教え子だからこそ

 萩本が香取を守ったのは、ほかでもないジャニー喜多川さんの教え子だからこそだという。

「2019年8月29日付の『NIKKEI STYLE』の萩本のインタビュー記事によると、ジャニーさんとは50年ほど前、まだ萩本が20代後半のときに麻雀を通じて出会ったといいます。その後も親交は続き、ジャニーさんは『欽ちゃんのどこまでやるの!』(テレビ朝日系)の楽屋に毎週のように顔を出したり、デビュー前のSMAPを萩本の元に送り込んだり、たのきんトリオのパロディである『イモ欽トリオ』の命名を許すなど、関係を築いていたそうです」(前出の芸能記者)

 さらには、萩本が司会を務める番組から、当時ジャニーズに籍があった木野正人(52)らが所属するアイドルグループ・CHA-CHAが誕生した。

「萩本はインタビューで“向こうは歌を、こちらは笑いを、いうなれば技術の物々交換をジャニーさんとしたのかな”と語っており、両者は深い信頼関係にあったようです。若き日をジャニーさんが育て、タレントになってからを萩本自らが育ててきたと言ってもいい香取が、事務所と局の事情でテレビに出られないという状況を、萩本が許すはずがないでしょう」(前同)

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