新型コロナウイルスの影響で飲食業や観光業など、多くの業種が未曽有の危機に直面している。
2月16日、2020年2月から今年2月15日までに新型コロナウイルスの影響で倒産した企業の数が全国で1026社に上ったと、NHKが報じている。
「テレビ界や芸能界も大きな変革を迫られています。そんな中でも、CMの仕事は、契約料は数千万円と、芸能事務所やタレントにとって非常に“おいしい”仕事と言える。トップ俳優の中には、1年間で俳優の仕事は、映画か連続ドラマの1本のみ。あとは数本のCMに出演するだけで、億を超える年収を得ている人もいますよね。
ただ、それだけの高額ギャラですから、契約絡みでさまざまな“縛り”もあります」(広告代理店関係者)
当然のことながら、CMに出演するにあたって薬物を含めた犯罪行為は絶対にNG事項とされている。また、浮気や不倫が発覚すれば、契約解除となるケースは少なくない。
さらに「家庭」や「夫婦円満」のイメージを全面に出す、洗剤などのCMにおいては夫婦間や家庭トラブルもNGだろうし、自動車のCMに出演するタレントが他メーカーの自動車に乗ることも御法度だ。