■石田個人もCM降板&冠番組が終了
石田は2020年4月、緊急事態宣言下に沖縄に出向き、帰京後にコロナに罹患していることが発覚した。一時は血圧が下がってICUに入る寸前まで悪化したが、5月に退院。このときも軽率な行動であると批判が巻き起こった。
さらに、その後も快気祝いと称してマスクを着用せずに飲み歩いたり、2020年7月に福岡での宴会を週刊誌に報じられるなどしたため、さらなるバッシングを招いてしまったのだ。
退院後、石田はFNNの取材に応じ「他局ですけど、今まで撮っていたテレビ番組とかオンエアできなかったりとか、大変なんです本当に」と語っている。また、「レギュラー番組も降ろせと、CMも降ろせと、そういうもういっぱいお叱りが来まして」と明かした。
石田は2020年5月に葬儀会社のCMを降板しているほか、6月には冠番組『石田純一のサンデーゴルフ』(テレビ東京系)も終了している。
前出の広告代理店関係者は話す。
「石田さんのコロナ禍での軽率な行動が、スポンサー企業の間でも大きく問題視されたわけです。広告に起用していたタレントが社会のルールを破る無責任な行動をすれば、タレント本人だけでなく、スポンサー企業にもクレームが来てしまいますし、企業イメージも落ちてしまいかねない。
そのため、一部の企業では、“コロナ破り”をしたら違約金が発生するという規約が加わったケースがあるんです。ただでさえコロナ禍で広告業界、テレビ界、芸能界は厳しい状況にあります。にもかかわらず、新たな規約が加わってしまい、芸能関係者からは“石田純一はいったい何をしてくれてるんだ!?”という怒りの声が上がっています。石田さんが起こしたルール破りの波紋が、今、大きくひろがっていっていますよ……」
芸能界にも大きな変化をもたらしたコロナウイルス。一刻も早い終息を願う。