■松本まりかの『はじめてのチュウ』アカペラ歌唱に「もはや黒板に爪」との声も

 そんな松本が新たに起用されたのが、3月2日から放送されているサントリースピリッツの新商品『鏡月焼酎ハイ』のCMだ。夜のベランダにしっとりと佇む彼女が、1990年代のヒット曲『はじめてのチュウ』をアカペラ歌唱するという内容なのだが……。

 「SNS上の反応を見ると、≪たしかにかわいいけど歌声はもはや黒板に爪≫≪歌下手過ぎない?あれでOKなの?≫≪狙いすぎで気持ち悪い≫≪すんごい不愉快 決して松本まりかが悪い訳じゃないんだけど≫と不評を買っているようです。確かにピッチがずれているのも気になりますし、メインの購買層である中高年男性を意識したのでしょうが、選曲&恥ずかしそうに視線を外すといった過剰に“ピュアな彼女感”をあおるような演出も、一部の人々にとっては“あざとすぎる”と抵抗感があるようですね。

 松本は昨年、日本テレビ系音楽番組『THE MUSIC DAY』に出演し、テレサ・テンさんの代表曲『愛人』を生披露したのですが、こちらも≪ジャイアンリサイタル並み≫≪素人以下≫などさんざんな言われようでした。

  後日、松本は雑誌『MAQUIA』(集英社)のインタビューで“楽屋に帰ってから号泣した”と語っており、本人も特に歌に自信があるわけではないようです。耳に残る甘ったるい声に特徴があるので、どうしても歌モノのオファーがきてしまいがちなのかもしれませんね」(前出の記者)

 短時間で視聴者に商品やサービスを印象づけなくてはいけないCMの世界においては「インパクト」が最優先事項となるが、それを重視するあまり、反発を生んでしまうケースも少なくない。最近でいえば、浜辺美波(20)が出演するドコモ『d払い』のCMだ。

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