■コロナの影響を受けた?
私の周りも第1話で離脱、という人がけっこう多く、私自身も第1話では「うっ」とひるんだ。とにかく画面が暗かったのだ。指殺人対策室の内装も地味で怖い……。
映画『新聞記者』を見たときも思ったが、なぜネットやSNSの事件を追跡するシーンって、あんなに部屋まで暗くするのだろう。暗闇の中、画面が光って見えやすいが、そ、そんなに暗くしないでも……。話も重いので、見ていてどんどん落ち込んでいく。コロナ禍で閉鎖的な時期、週のはじめ、月曜夜10時という時間帯に見るには、確かに気合いはいるだろう。
時期的に明るいものを求めている人も多く、視聴者を遠ざけた感はあるが、内容がしっかりしていたので再放送で評価が変わる気もする。また刑事ドラマあるあるで、分かりにくかった部分、乗り切らなかった部分が続編でしっかりとなじみ、名作に成長していく可能性もある。
ということで、ぜひ続編を! もしも叶うなら、その際、対策室はもう少し明るい部屋に引っ越してほしい。そしてできれば元相棒の倉木セナ(シム・ウンギョン/26)もレギュラーメンバーに入ってほしい。が、それは最終回次第である。予告を見るぶんには無理っぽいか……。