■リーダー坂本は膝の痛みが酷くても食らいつく

 3月5日に放送されたエピソード2では、トニセンの3人がフィーチャーされた。50代を間近に控えながらコンサートに挑んだ坂本だが、不安な面もあった。

「坂本は、2019年に左膝の手術を受けていたことが公表されていますが、番組のナレーションによると、膝は完治しないまま、25周年の活動を行っていたといいます。そのため、リハーサル中に、坂本が膝を痛がって崩れ落ちるといったシーンも、ドキュメンタリーでは流れました。

 坂本が膝に爆弾を抱えている状態で、それでもライブのリハーサルに必死に食らいついていったのは、25周年の大事な節目のライブであることはもちろん、もしかしたら、すでに退所の意向を伝えていた森田との残り少ないパフォーマンスの機会だったことも、関係していたのかもしれませんね」(前出のアイドル誌ライター)

 解散までの残り少ない機会のライブだった25周年の代々木体育館公演。本番が迫る中で、メンバー同士の関係性も垣間見れたという。

「『RIDE ON TIME』エピソード2の冒頭で岡田は、“使いどころある?”と切り出し、これに井ノ原が“何もないよね”と話し、続けて三宅も“何もないです。何の事件も起きないし”とコメントするんです。さらに岡田は、“平和だからね”“喧嘩するほど若くもない”と言い、それでもスタッフから何かあるのではと聞かれると、“ないない。そんな通り過ぎた25年だもん”と、グループ内が平和であることが強調したんです」(前同)

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