■もうテレビには未練はない?
また、22年間の番組の歴史の中で起こった変化について、小倉は「後半の10年は、言いにくいことが、かなり増えましたよ。ネットの影響もあるし、局の姿勢の問題もある。スポンサーの話が出たりとか、だんだん言えなくなるもんなんだよね」と振り返り、自分の意見を濁した発言をしていたと明かしていた。
「テレビ番組のMCに未練があるようですが、経費削減が叫ばれているご時世、小倉さんのようなベテランを起用するのはギャラ的に厳しいようです。ひょっとすると、今後、活躍の場があるとしたら、トークの実力を十分に発揮できるラジオかもしれませんね」(芸能ライター)
小倉が東京12チャンネル(現テレビ東京)を29歳で退社後、フリーアナウンサーとして頭角をあらわしたのはラジオ番組で、文化放送の『とことん気になる11時』や『小倉智昭のニュースアタックル』など、平日の帯ワイド番組のパーソナリティを長期に渡って務めていた。
テレビでは「言いたいことが言えない」とボヤいていた小倉だが、発言の自由度の高いラジオ番組に興味があるのか、番組パーソナリティの辛坊治郎(64)がヨットでの太平洋横断のため休演する『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』(ニッポン放送)に、3月30日と4月6日の2週連続限定でピンチヒッターとして出演することが決定している。
このラジオ番組には『とくダネ!』と時を同じくして終了する、『グッとラック!』(TBS系)のメインMCの立川志らく(57)も、29日から月曜のスペシャルパーソナリティとして登場することが決まっている。
2人がテレビではできない歯に衣着せぬトークで暴れまわることに期待!?