■大手企業も松本に吸い寄せられたのか

「コカ・コーラ社のレモンサワー『檸檬堂』を利用したCMホントドッキリもすごかった。“スタッフの多くが老人”“CMロケ地が当日適当に選んだ居酒屋”など、露骨にドッキリを疑わせるように仕向けるも、CM撮影は本当。ドッキリを疑ってしまった芸人は“スポンサーに失礼”として、CM出演権を失う、というものでした」(前出の女性誌記者)

 コロコロチキチキペッパーズナダル(36)やバイきんぐ小峠英二(44)といったドッキリやCM慣れしている芸人は見事に番組の狙いに引っかかり失格。空気階段鈴木もぐら(33)は違和感を覚えつつも「(撮影は)そういうもんだと思った」として、結果的に本当にCM出演権を勝ち取った。

「すごいのは、本当に完成したもぐらの『檸檬堂』CMが、TBS限定とはいえ、しばらく放送されることが決まっていたんです。企画プレゼンターだった三四郎小宮浩信(37)は“水曜日のダウンタウンのスタッフさんもけっこうイカれてますけど、コカ・コーラ社がいちばんイカれてません?”としていました(笑)」(前同)

 3月24日には『30秒でいちばんおもしろいのは誰だ! 30ー1(サーティワン)グランプリ』なる、656組がエントリーした新たな賞レースを放送することが決まっている。多くのおもしろ企画は、これからも生まれ続けるだろう。

  1. 1
  2. 2
  3. 3