■食事について真摯な木村

 ちなみに、木村は12年には文部科学省と木村主演のドラマ『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』(フジテレビ系)が食育企画でコラボした際の特設ページに、

「自分が食べ物を残すことが嫌だという気持ちの根底には、これを作ってくれている人がいるという思いがあります。機械がすべて作っているわけではない、必ず人の手が携わっているということを考えます」

「朝の市場なんかに行くと、信じられない時間に、信じられない人数の方々が、野菜を選ぶところから作業をしています。食卓に並ぶまでに、どれだけの多くの方が関わっているかということを知ってもらいたい。でも、このことは言葉で言っても分からないと思います。言って伝えるのではなく、自分たちの目で、耳で、鼻で匂いをかいで、チャンスがあれば5分10分でいいから実際に携わって、作る側の体験ができればいいと思います」

 と、語っていたこともある。最近では2020年2月には木村のネット番組『木村さ~~ん!』(GYAO!)で服部栄養専門学校を訪れ、生徒たちに料理を教えたり、ジビエカレーや餃子を振舞ったりと、木村は料理についても深い見識があるのだ。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5