■今年は大河ドラマで冷ややかな視線が話題に
この『原色美女図鑑』での撮り下ろし写真の電子書籍『ミッドナイトスワン ＳＰＥＣＩＡＬ ＣＩＮＥＭＡ ＢＯＯＫ』が、映画公開日の９月２５日に販売され、好評だったという。
「草なぎの演技に関しては、『ミッドナイトスワン』だけではないんです。０４年に『新選組！』で１話限りのゲスト出演経験はありましたが、今年２月１４日にスタートしたＮＨＫ大河ドラマ『青天を衝け』で徳川慶喜を演じ、本格的な大河デビューとして話題になっていますよね。主人公は吉沢亮（２７）演じる渋沢栄一ですが、慶喜も“もう一人の主人公”と位置づけられていて、涼やかで何を考えているのかわからない、冷たい表情の草なぎは大好評です」
ドラマは始まったばかりだが、淡々とした表情で能を舞う姿が美しい第２回や、父（竹中直人）を前に「父上は私を傀儡とし、ご自身が将軍になられたいのでありましょう」と言い放つ場面は、やはり凛とした目で訴えかける演技をしていて、やはり話題となっている。
「草なぎの目で訴える演技は、『ミッドナイトスワン』の内田英治監督が２０年９月６日配信の『７．２新しい別の窓』（ＡＢＥＭＡ）で、当初はそこまでカメラが寄るシーンではなかったのを、草なぎの演技が素晴らしくカメラマンが引き寄せられてしまった場面があったことを明かし、“目の芝居が素晴らしい”“、感情を返せる『受け』の演技”としていました」
最優秀主演男優賞、前代未聞のグラビア、そして大河ドラマ。俳優・草なぎ剛の勢いは、とどまることを知らないーー。
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