■円満に終われたが、事務所は激怒したという
「最後の出演回となった９６年５月の『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ』（フジテレビ系）ではお別れライブをしたり、中居や残るメンバーが泣きながらも激励していて、お互い納得して気持ちよく送り出している様子でした。
養成所に通うにあたって森を坊主頭にする断髪式も、メンバーが森の自宅で行ったと『２７時間テレビ』で明かしています。しかし、森については、ジャニーズ事務所は決して快くは思っていなかったんです」（専門誌記者）
森選手は養成学校の受験をメンバーはおろか事務所にも内緒で行っていたため、ジャニーズサイドは激怒。退所後もジャニーズと関係の深いテレビや一部スポーツ紙では、森選手をレース結果を伝えること以外で取り上げることはタブーになっていた、とされている。
「ＳＭＡＰ結成や若手時代のＶＴＲや再現ドラマでも森はいなかったことにされていて、あたかも“ＳＭＡＰは最初から５人だった”という雰囲気を醸し出していた時期もありました。
０９年の『ＳＭＡＰがんばりますっ！』（テレビ朝日系）では、当時のＶＴＲを見た木村拓哉（４８）が“僕の記憶では森のハイキックがカットされてますよね”としたり、中居が“いつ戻ってくるの？”とジョークを飛ばしたりと、ＳＭＡＰ個人としてはタブー視している感じはありませんでしたね」（前同）
