その期待を物語るように、同年12月リリースの16thシングル『僕以外の誰か』では初の選抜入り。その後、『どこかでキスを』『阪急電車』『嘘つきマシーン』で山本彩とWセンターを、『Good Timing』や『アップデート』では単独センターも努めてきた。

 2017年からは『シュートサイン』や『願いごとの持ち腐れ』、『11月のアンクレット』などAKB48のシングルにも参加。2019年からは同期の梅山恋和、上西怜とともにユニット「LAPIS ARCH」としても活動し、2020年2月にはユニット初のコンサート「LAPIS ARCH Valentine LIVE 2020 ~Sweet & Bitter Youth~」を開催した。

 また、『Seventeen』(集英社)の専属モデルや「NMB48のTEPPENラジオ」(MBSラジオ)のメインパーソナリティー、映画『シグナル100』への出演など、外仕事を通じて次世代メンバーの旗振り役を担ってきたのが山本だった。彼女の活躍は、同期や後輩メンバーにも大きな刺激となったに違いない。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4