■クドカンドラマの同窓会状態に

 続いて、第8話では、『IWGP』で主役のマコト(長瀬)の相棒のマサを演じた佐藤隆太(41)が、“さんたまプロレス”かかりつけのスポーツ整形外科医として出演。また、マコトの実家の前の風俗店で働く千秋を演じた矢沢心(40)も、寿一の元妻・ユカ(平岩紙/41)の出産を担当する看護師として出演し、21年ぶりの共演となった。

 そして、先週の放送の第9話では、『うぬぼれ刑事』で世田谷通り警察署の刑事・登戸を演じたムロツヨシ(45)が、観山流の分家の当主として出演。『タイガー&ドラゴン』で組長の息子の銀次郎を演じた塚本高史(38)が葬儀屋のスタッフとして、魔性の女・メグミ(伊東美咲/43)の元夫の保を演じた菅原大吉(60)が寿一を罵倒する観山流の門弟として出演した。

 また、『IWGP』ファンにとって懐かしかったのは、長瀬と久しぶりの共演となった俳優だけでなく、『IWGP』へのオマージュシーンだ。まず、放送開始前の番宣テレビCMで、マコトの携帯の着メロだった『Born To Be Wild』がBGMにうっすらと流れていて、多くのファンがツイッター上で「予告を見て“まこっちゃん!”てなる」「マコトの着信音と同じって時点でこのドラマに対する気概を感じて胸熱!」などと盛り上がっていた。

 そして、第4話では寿一が『IWGP』の舞台となった池袋西口公園を訪れると、BGMに『IWGP』で使用されていたサントラが流れ、さらに、寿一はカラーギャングについて言及。また、第8話では、ゲスト出演した佐藤隆太が寿一に向かって、ドヤ顔でカラーギャング集団“G‐Boys”のハンドサインを披露している。

 こうなると、どうしても期待したくなるのが、上記以外の共演者の最終回のゲスト出演だろう。特にメインキャラの俳優たちには、ツイッター上でも期待が高まっているようだ。そこで、『IWGP』の共演者から特別ゲストを「枠別」で予想してみた。

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