■進行・裏回しのプロ
また、山里は同番組で、
「川島さんと言えば、どんな番組でもパネラーとかでいてくれたら、その番組全て成立させてくれるスペシャリスト」
「MCをやらせてもらってて、誰が出るかって言って川島さんの名前が出たらもう大丈夫。スタッフさんも、もう打ち合わせで“あの、川島さんいるんで、もう大丈夫です”なんて言って、僕たちは川島さんに甘え続けていた」
と、その実力を熱弁していた。
「実際、今回の特番でのメインMCぶりは神がかってましたね。千鳥、おぎやはぎらに“自分は世間にどんなキャラと思われてるか?”をフリップで答えさせてから、川島が“実際に世間が思うキャラ”を教えるコーナーでは、蒼井優(35)と結婚したことで地位が向上しているのでは、と答えた山里に対して、“身分は高いけど、実は出世してない『足軽エンペラー』”と、山里が20年以上前に組んでいたコンビ名を持ち出すセンスを見せていました」(制作会社関係者)
おぎやはぎの小木博明(49)の「ひとでなし向こう見ず発言」というキャラ性も、「若手のころはそれでよかった」「最近は年齢のせいか、言ったあとヘコむんだよね」と鮮やかに解説し、実に安定感のあるMCぶりを見せていた。
この『フリップ芸』についても、山里はラジオで収録を振り返り、
「キレッキレの冴えっ冴えなの。本気出してる川島さんのフリップって、やっぱりもういついかなる、どんなシチュエーションでも超面白い」
と、語っていた。