■大手事務所に所属で俳優を目指すが

 また、中村は「気なんか使うな、あいつに」とカズに言われたそうで、実況のラルフ鈴木アナ(46)に「でも、気を使いますよね?」と問われると、「そりゃあ、そう……」と恐縮した様子で言葉をにごし、一同の笑いを誘った。

 そんな、キングカズも注目のりょう太のPKだったが、1本目はクロスバーを直撃し、「ジャマでしたね、あのバー」と言い逃れ。2本目もキーパーのファインセーブに止められてしまい、1得点も挙げることなく、チームに貢献できなかった。

 りょう太は父と同じく15歳でブラジルへサッカーの短期留学をするなど、本格的に取り組んでいたが、中学高校は文武両道の名門私立校に進学。クラブチームに所属して活躍していたものの、高校であっさり引退している。その後は大学に進学し、自分がやりたいことを探していたという。

 大学卒業を前に芸能活動を考えるようになり、19年11月期放送のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)で俳優デビュー。第4話と第5話にレストランで働く新入りスタッフ役で出演したが、セリフは「おつかれさまでした」のひと言のみで、いるかいないか分からない程度の役どころだった。

 その後、知人の紹介でオーディションを受け、中村倫也(34)や松坂桃李(32)など、人気と実力を兼ね備えた俳優が多数擁する芸能事務所「トップコート」に所属。テレビ出演の機会は、今のところ、単発ドラマやトークバラエティぐらいだ。

 今回は中居ら共演者の忖度とともに、父と同じチームのエース的存在の背番号“11番”を背負って登場したものの、りょう太はせっかくの機会に爪あとを残せなかった。

 勝負強さは父譲りとは言えず、今後の芸能活動に不安を残してしまったようだ。

あわせて読む:
・木村拓哉があのキングに忖度?『グランメゾン東京』の「不自然演出」
・中居正広「SMAPは連帯責任」、ジャニー氏激怒は「本気のときはYOUじゃない」
・木村拓哉ブチギレ!!中居正広は困惑!あなたの隣の「電車ジャニーズ」
・中居正広、ヒロミが語った30年前「SMAP6人愛」と「木村拓哉イジメ」真相!

  1. 1
  2. 2