■「公取委の注意」から変わった

 ジャニーズ事務所が、退所した草なぎと二宮を映画賞で競演させた背景には、ある思惑があるという。

「2019年7月、公正取引委員会(公取委)が新しい地図のテレビ出演を巡って、民放テレビ局に圧力をかけているとして、ジャニーズ事務所を注意した件がありました。その後、ジャニーズとしては、退所者に圧力をかけていると思われるのは、事務所のイメージにも大きく関わることで、是が非でも避けたいことだといいます。

 本当は、草なぎさんと共演させたくはないが、日本アカデミー賞のような大きな場にまで、芸能界的な裏の事情を感じさせるわけにはいかない。もはや、圧力もないし、変な忖度もいらないとアピールするために、日本アカデミー賞に二宮さんを出演させたとも言われています」(芸能プロ関係者)

 新しい地図と現役ジャニーズの共演だけでなく、3月3日放送の『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)のゴールデン2時間スペシャル、同月24日のKAT-TUN亀梨和也(35)司会の『Premium Music 2021』(日本テレビ系)といったジャニーズタレントが深くかかわる番組でも、解散前のSMAPの映像が流れ、話題になった。

「ジャニーズ事務所は、退所者であっても、大きな映画賞などでは正々堂々と勝負するという流れになってきているのでしょう。木村さんも賞レースに意欲を見せていますし、新しい地図への扱いも以前より大分軟化してきているようです。来年のブルーリボン賞の授賞式での木村さんと草なぎさんの共演は、十分期待できるのではないでしょうか」(前同)

 草なぎと二宮との共演がかなってから約330日後の2022年2月、今度は木村と草なぎの共演が実現するのか?

あわせて読む:
・『鉄腕 DASH』で宣言「TOKIOは5人」と「SMAPは6人」!胸熱メンバーの絆
・SnowManがターゲット!フジテレビの起死回生「第2のSMAP」計画
・中居正広、深すぎる「SMAPは実家」「アイドル6年・バラエティ8年」発言
・KinKi Kids堂本光一「ジャニーノート」告白!!剛と真逆の「完全ジャニーズ」

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4