■冠番組のチャンスを辞退?
デビュー以降、順調に芸能活動をしてきたキンプリだが、実現できていないものもある。彼らが主役となったレギュラー番組、つまりは“冠番組”だ。
2020年にデビューした『Snow Man』の『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)、関西ジャニーズJr.の『なにわ男子』もテレビ朝日系でそれぞれ、4月から冠番組を放送スタート。キンプリは人気グループとされながらも、“後輩”に先を越されているという現状があるのだ。
「冠番組のオファー自体はあったそう」とは、芸能プロダクション幹部。
「特に日本テレビさんはご熱心で、キンプリ初レギュラーをなんとか自局で放送したいだけに企画書も作っていたみたいですね。でも、ジャニーズが、いや、メンバー5人がそれを固辞していたと言います」
さらなる飛躍のチャンスである冠番組を、なぜみすみす見逃したのだろうか。
「仮にキンプリとして新しいコンテンツを始めようものなら、それこそ岩橋くんは焦りを覚えてしまい治療に集中できなくなる恐れもある。それに紫耀くんや神宮寺くんらの中には“レギュラーは6人そろってから”という思いがあったようで、つまりはずっと岩橋くんの居場所を守り、復帰を待っていたのだと思います。
一方の岩橋くんも、そんなメンバーの気持ちを痛いほどに感じ取っていた。これ以上は“5人を待たせてはいけない”と、キンプリの飛躍を願いつつ自ら身を引いたところもあるのかもしれません」(前出・芸能プロダクション幹部)
岩橋の意志を継ぎ、キンプリはアイドルの“王様”に近づいていく。