■恋愛がへたなのは正直に生きてる証拠

壇「いやいやいや。何を言っているんですか。恋愛はへたくそでいいんです。恋愛が上手な人にロクな奴はいませんよ」

ゆま「アハハ。でも、恋愛が上手な女性になりたいです」

壇「そう思っているのは、まだ若いから。恋愛上手な人は、結果的に牢屋に入ることになるんです」

ゆま「ど、どういうことですか?」

壇「結婚詐欺師とかになるから」

ゆま「な、なるほど」

壇「だから恋愛はへたでいいんです。へたなのは、自分に正直に生きている証拠で、傷つくことがあっても立ち直れる強さを持っていることでもあるんですよ」

ゆま「壇蜜さんに、そう言われると、なんだか、そんな気がしてきました」

壇「ちなみに日本で女性初の死刑囚となった方は、まさに恋愛がうますぎて、男をたぶらかして、次々と殺人を犯したんです」

ゆま「つまり、恋愛が上手だと、最終的には処刑!?」

壇「そうなります。だいたい、恋愛だけが上手な人は男女問わず、幸せそうに見えないですよね。きっと、いつも自分を大きく見せようと演出しているから。そんなこと続けていたら、本当に死ぬよ?」

ゆま「ひぃ! 今の言い方は、ちょっと怖かったです。壇蜜さんと私の共通点といえば、匂いフェチであることも同じですよね」

壇「ええ。私は年々、おじいさんの匂いに“萌え”を感じるようになっています」

ゆま「おじいさんですか。いったい、どんな匂いが?」

壇「枯れた人ならではの、生き死にを感じさせる、フワフワした香りがあるんですよね~」

ゆま「私も匂いフェチですが、その領域にはまだ達していないです(笑)。加齢臭とは違うんですか?」

壇「加齢臭は、まだ若い。人として生きる力が、みなぎっているんですよね。うちのお父さんなんか、まだ60代だから、私の好きな匂いがしないですもん」

ゆま「70代ぐらいにならないとダメなんですか?」

壇「はい。だから、脱げるおじいちゃんたちを集めたカレンダーが欲しいですね」

ゆま「え? おじいちゃんのグラビアカレンダー?」

壇「ええ。そんなカレンダーがあったらドキドキしますね。ちなみに私が今、一番脱いでもらいたいのは、池上彰さんですね!」(次号につづく)

●だんみつ 1980年12月3日生まれ、秋田県出身。数多くの雑誌でグラビアを披露し注目される。ドラマ『半沢直樹』(TBS系)、NHK連続テレビ小説花子とアン』などに出演。2013年公開の主演映画『甘い鞭』では、『第37回 日本アカデミー賞』新人俳優賞を受賞。19年には、漫画家の清野とおる氏と結婚した。

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