■これからは役者としても大躍進か
「櫻井といえば『newszero』でキャスターとして確固たる地位を確立していますが、嵐の活動休止を機に、役者業も本格的に力を入れていく、という決意の表れかもしれません。櫻井はこれまでも映画やドラマで数多く活躍していましたが、“嵐の俳優枠”は松本や二宮の印象が強いですからね」(前出の専門誌記者)
ちなみに、二宮の場合は、台本を渡されても自分以外のセリフは読まないほか、基本的に
「自分が演じる役に興味がない」「前もってイメージとかしない」
という発言を繰り返しており、吉永小百合(76)は二宮について、16年の第39回日本アカデミー賞授賞式で、
「和也さんは現場で練習している姿は一切見ない。なのに一度も間違えずにできてしまう。こんな役者見たことない」
と絶賛している。
「櫻井は19年の『クリアアサヒ』CMに出演していましたが、ビールを飲み終えた後のセリフを監督から“自分の言葉で”と要求された結果、うまくいかなかったといいます。“ほぼ自由演技。でも結局出てくるのは『ハァ~』とか『ホェ~』とか、そんな感じでボキャブラリ-の貧困さに驚きました”“最終的に『分かるわ…』という言葉が無事採用されて良かったです”と、CM発表会で櫻井は苦笑していました。もっと二宮みたいなナチュラルな演技をしたい、という思いがあるのかもしれません」(前同)
活動休止を迎えて、早くも4か月。『ネメシス』での櫻井のさらなる進化に期待したいーー。