■不安材料は大御所不足とロケ
「三浦さんだけでなく、竹内さんも昨年9月に急逝してしまったことで、大幅な脚本変更が行われましたが、過去の映像や写真を利用して、三浦さんと竹内さんを登場させる可能性もあるそうです。4月6日号の『週刊女性』(主婦と生活社)によると、撮影は順調ですが、主演の長澤が多忙のために撮影を遅らせられないことや、コロナ禍で海外ロケができないことが不安材料とされていますね」(前出の女性誌記者)
『英雄編』は、外国人エキストラを多用するなど手は尽くしているものの、実際に香港やマレーシアで撮影した前2作と比べ映像面が安っぽく見えてしまうのでは、という声があるという。
「スケジュールも余裕を持って組めず、ゴージャスな超大物俳優や、三浦さんと竹内さんに代わるような人気と実力を兼ね備えた役者も押さえられなかった、と報じています。それでも今を逃すと、長澤らが多忙で数年は撮影できない。フジテレビとしては、キラーコンテンツの『コンフィデンスマンJP』が盛り上がっている時期を外せず、『英雄編』の撮影を強行せざるを得なかったといいます」(前同)
『ロマンス編』の最終的合興行収入は29.7憶円。続編の『プリンセス編』は、コロナ禍の封切りながら公開から36日目で30憶円を突破し、最終的に38.4億円を記録する大ヒットとなった。次は『英雄編』で、トータル100億円を目指してほしいところだ。
三浦さんの最後の雄姿が見られるかもしれない『英雄編』。期待は、高まるばかりだーー。