■ストイックな役作りが誤解されてしまった

 北乃や中山に限らず、今年に入ってから、たびたび「久しぶりに見た女優の顔が変わっている!」というニュースが相次いでいる。

 1月には、『その女、ジルバ』(フジテレビ系)にて9年ぶりの連ドラ主演を果たした池脇千鶴(39)が、かつての清純派のイメージを覆す姿を見せて、大いに話題となった。

「池脇が演じたのは、“しょぼくれたアラフォーOLと伝説の高齢ホステス”の1人2役。池脇は役作りに入れ込むタイプの女優で知られていたし、実際に演技そのものは素晴らしかったんですが、ドラマに先駆けて1月6日放送の『クイズ!ドレミファドン!冬ドラマ豪華俳優陣が激突!新春SP』(フジテレビ系)に出演した際に、視聴者からは驚きの声が相次いでしまったんです」(専門誌記者)

 当時、池脇はあまりに変わった姿から、

《顔がたるんでる》《老けた》《劣化した》という声が相次いだ。

 もっとも、『ジルバ』劇中では回を重ねるたびに池脇はどんどん美人へと戻り、意図的な劣化だったことが後に判明。3月13日付の『文春オンライン』で関係者が、

「事前に顔のケアもせず、姿勢も悪くして生活するなど、わざとエイジングした」

「話が進むにつれ、どんどん綺麗になっていく主人公に合わせて、序盤は“オバサン”に映るように調整していた」

 と明かしており、番宣の収録タイミングが、いちばん作りこんでいた時期だった、というのが真相だったようだ。

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