■佐藤の0.5秒の抜刀術が紹介

「まず、『教えてもらう前と後』では、佐藤の1日の過ごし方をドラマ仕立てで紹介していたんです。再現俳優が佐藤とは似ても似つかないすゑひろがりず三島達矢(38)というおふざけもありましたが、佐藤が午前11時30分ごろから“撮影期間中は小刀を持ち帰り自主練している”という紹介の際に、『るろ剣』が紹介されたんです」(前出の女性誌記者)

 番組では、「特に入念に練習していた抜刀シーン」として、『最終章 TheBeginning』から、

「刀を抜いて相手を斬り、その勢いのまま手の甲で刀を鉛筆回しのように回転させて鞘に戻す」

 というシーンを紹介。抜刀速度は驚異の0.5秒。通常速度の再生では目視できず、解説付きのスロー再生を観てスタジオは「見えなかった!」「え!?」と、驚きで包まれていた。

「その後は、佐藤行きつけの下北沢の謎解き施設や、佐藤がデビュー前後に通っていた原宿の美容室を、なんと高校時代の佐藤の写真付きで紹介していました。ちなみに、“当時を知る美容師”が昨年4月23日の『女性セブン』(小学館)の取材に答えていましたが、もしかしたら今回のVTRの当人かもしれませんね」(前同)

 当時『女性セブン』の取材に、

「あの頃の健くんは、髪はボサボサで襟の伸びたTシャツを着ていたりして、おしゃれに興味がない感じ」「猫背でボソボソしゃべっていて何を言っているのか聞き取れない」「まるで山奥から出てきた熊のような見た目」

 と、現在からは想像もつかないビジュアルだったことを明かし、

「ヘアスタイルや服装を変えてみたら、想像していた以上にカッコよくなったんです。それに、本人もカットモデルをこなすうちに自信をつけていった。女の子からも人気が出て、カット中にも携帯に頻繁にメールが来ていましたよ」

 と、佐藤の魅力が開花する過程に立ち会っていたという。

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