俳優の草なぎ剛（４６）が４月１８日放送の『行列のできる相談所』（日本テレビ系）に出演。独特な役作りについて語り、ＭＣの東野幸治（５３）らを驚かせた。
番組冒頭、東野は、草なぎが日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀主演男優賞の２冠輝いた主演映画『ミッドナイトスワン』について、「めちゃめちゃ面白かった。スゴい傑作」だと絶賛。さらに草なぎの演技について「号泣するシーンで男性ではなく、トランスジェンダーとして泣くことは難しかったのでは？」と質問すると、草なぎは「なんかできちゃったんですよねぇ」と苦労はしなかったと平然と語り、スタジオの笑いを誘った。
東野が「天才やわ！ 言うことございません」と驚くと、草なぎは「テストっていうのが、あんまりなくて、間違ったらもう１回（本番を）やればいいんじゃないか、みたいな感じだったので。できちゃったんですよ」と、撮影時の様子を振り返った。
また、フットボールアワーの後藤輝基（４６）が「しぐさ（の演技）だったりとかは、長いこと温めていったんですか」と質問しても、草なぎは「いや、なんか、できちゃったんです」と、トボけた感じで答えたため、東野が「質問するのイヤになってくるわ」とボヤいた。
役作りについて努力のかけらも見せなかった草なぎだが、芸能界では勉強家・努力家であることは有名だ。ＳＭＡＰと新しい地図で共に活動している、俳優で歌手の香取慎吾（４４）は「まじめすぎるぐらいまじめに作品に取り組むところも尊敬してる」と語っている。
