■満を持しての民放ドラマ主演か

 さらに、女優で劇作家の渡辺えり(66)は、草なぎの主演舞台『瞼の母』を演出した際、「ひたすら努力する人なんです」「稽古の休憩時間に、ひとり廊下で踊りの練習をしていた姿も忘れられません。剛くんを見て、自分も頑張ろうと励まされました」と語っている。

 今回の放送では、『ミッドナイトスワン』で草なぎと共演した、服部樹咲(14)もゲストとして登場。撮影現場での草なぎを「スゴく優しくて、気づかってくださって」と振り返り、撮影の合間もトランスジェンダーの主役・凪沙の雰囲気が出ていたと語った。

 すると、草なぎが、自分と同年代の服部の母が、娘を心配して撮影現場について来ていたとし、「お母さん、ずっと(服部が)見えるところにいて、それがスゴくほほ笑ましくて。僕の役も“育てたい”ってなってくるから、お母さんの目を見て」と、服部の母を観察して“母性”に目覚める役作りの参考にしたと明かした。草なぎは「できちゃったんです」と言っていたが、その演技にはこのような地道な観察が役立っていたのだろう。

 草なぎは現在放送中のNHK大河ドラマ『晴天を衝け』の徳川慶喜役も好評で、トップ俳優としての実力と存在感を着実に高めている。

 民放地上波のドラマでは、17年放送の『嘘の戦争』以来、主役を務めていない草なぎだが、そろそろ解禁を期待したい。

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