■出川サイドが名誉棄損で訴えることはない!?
現状、マリエの告発で最もダメージを受けているのは、当時、枕営業を迫ったとされる紳助氏本人ではなく、今や好感度抜群の人気タレントとなっている出川だろう。
アパレル大手「Gap Japan」の公式インスタグラムは、4月8日までにキャンペーンモデルに起用していた出川が映った投稿のコメント欄を閉鎖。また、同日までに出川がアンバサダーを務めていた経済産業省による「電動車いす」の普及事業のPR動画が見られなくなっているという事態も明らかになった。
「出川さんの仕事に影響が出ているということですよね。一部メディアでは、出川さんサイドがマリエさんに訴訟を起こすことも視野に入れていると報じていますが、実際に損害が出ているのであれば、名誉棄損が成立する可能性はありますからね。ただ、出川さんサイドが訴えを起こすことはないのではと思われます。
マリエさんの主張が本当かどうかはさておき、枕営業を迫られたという“被害者”の立場のマリエさんを出川さんサイドが訴えたら、マリエさんをさらなる窮地に追いやることになる。訴えたところで出川さんのイメージがより悪くなってしまい、加えて騒動長期化の恐れもあり、プラスになることはほぼないわけです。そのため、出川さんサイドは法的なアクションを起こさないのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)
マリエは4月末から5月上旬に単行本を出版する予定だという。
「今回の告発とは関係のない『SDGs』がテーマだといいますが、SDGsには『ジェンダー平等を実現しよう』という目標もありますから、関連しているとも言える。また、4月24日にはマリエさんが東京・代官山でトークセッションを開催するといいます。ただ、単行本やトークセッションで、当時の枕営業に今まで以上の核心に迫るのかどうか……。
これまでの週刊誌の直撃、YouTubeでの発言を見るに、最初の告発を“引っ張っている”というような状況ですからね。今のマリエさんは紳助氏の枕強要について話すことに消極的なっているようにも思えますね」(前同)
マリエはさらなる暴露を用意しているのだろうか、それとも――?