■圧勝の裏にあった“大阪時代”

 千鳥&かまいたちと、お笑い第7世代の番組で、差がついてしまった原因はなんなのだろうか。

 構成作家は言う。

「千鳥とかまいたちには、大阪で積み重ねてきたキャリアがあります。千鳥は、東京に出てきた2012年までに、関西で『せやねん!』(MBS)など、多くのレギュラー番組を抱えていました。現在でも『いろはに千鳥』(テレビ埼玉)などで生かされていますが、大阪時代の千鳥はロケを得意としていて、加えて番組での立ち回り方をしっかり身につけた上で、東京に進出。少し時間はかかったものの全国的なブレイクを果たしました。

 かまいたちも、2018年に本格的な東京進出を果たしたましたが、それ以前は関西で『よ~いドン!』(関西テレビ)など多数の番組でのレギュラーがあり、しっかりと実力をつけてきました。

 2組とも、お笑い第7世代と違ってベースとなる大阪時代の経験がしっかりあった上で活躍している。しかも、そんな千鳥とかまいたちの2組が共演するわけですから、より番組の破壊力が増していたでしょう」

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