■闇落ち展開は不要!
またキスやハグなど「ザ・ラブシーン」といえるラブシーンがないのもラクポイント。濃厚ラブシーンを照れつつキャーキャー見る気力がない今、このライトな感じがちょうど。毎回、清一郎のあいこに対する素直な気持ちや行動が表れるシーンを、あえて切り取ってラストに持ってきているのもいい。だいたい想定内の内容なのだが、胸キュンの答え合わせを楽しんでいる。
ということで、恋愛ドラマ、人づきあいベタな男が心を開く人間ドラマ、ファミリードラマ、出版社の裏事情、これまでとは違う鈴木亮平のカッコ良さ、吉岡里帆のかわいさとコメディエンヌぶりがふんわりと楽しめるバラエティパック感が本当にラク。私の今クールのオアシスタイムとなっている。
最終回までのんびり楽しみたいので、急な闇落ち展開などないように願う。(田中稲)