■きっかけは映画監督の指導

 また、林先生がターニングポイントになった作品を問うと、浜辺は18年公開の主演映画『賭ケグルイ』を挙げ、ふだんはおとなしいが、ギャンブルになるとぶっ飛びまくる主人公を演じて、「自分は飛べるんだ」と気づき、心の殻を破ることができたと振り返った。

「浜辺は『賭ケグルイ』の番宣インタビューで、同作の撮影現場について、俳優の自主性を面白がってくれる監督のもと、俳優たちの自由演技合戦が繰り広げられていて、“何をやっても大丈夫”という安心感がスゴく心強かったと振り返っています。

 この経験で浜辺は大きく変わったようで、苦手だった“楽しい”を表情に出せるように。その後の撮影現場で“明るくなったね”と言われることが増え、しっかりコミュニケーションを取ることで、共演者への遠慮もなくなったと明かしています」(芸能ライター)

 不器用であることを幼少期から自覚しているからこそ、浜辺は人の何倍も努力することを忘れず、女優としてレベルアップを続けているのだろう。次の主演映画『賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』(4月23日の4都府県への緊急事態宣言発令により公開延期)も楽しみだ。

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