■TBSは松本とDTを切望している

「MCの松本が復活を喜んでいたのは本当に良かったですね。松本とダウンタウンは、92年に放送していた『生生生生ダウンタウン』で、局内の偉い立場の人物を見慣れないスタッフと勘違いした浜田が“お前は何者じゃい!”とハリセンで叩いたことや、それ以前からスタッフとの関係が悪かったことから、TBSに出禁にされていた過去がありましたからね」(前出の女性誌記者)

 05年の『リンカーン』で久々にゴールデンタイムにダウンタウンが出演し、14年には現在まで続く人気の冠番組『水曜日のダウンタウン』もスタート。確執は、過去のことになりつつあった。しかし、19年に『クレイジージャーニー』が番組側の不祥事で打ち切りとなり、「また松本とTBSと関係が悪化するのではないか」と危ぶまれていたのだ。

「しかし、『水ダウ』だけでなく、昨年9月26日にはTBS開局65周年を記念した超大型特番『お笑いの日2020』という8時間生放送の総合司会をダウンタウンが務めたり、4月28日にも放送されましたが、特番の『審査員長・松本人志』を不定期に放送したり、TBSは非常にダウンタウンと松本をプッシュしているんです」(前同)

『お笑いの日』は、『クレイジージャーニー』の演出担当していたまだ30代のTBS局員が、元SMAP中居正広(48)とTBSの安住紳一郎アナウンサー(47)がMCを務める大型音楽特番『音楽の日』と似た感じでお笑い特番をできないか、と提案したことがきっかけだったという。

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