■山田裕貴は企画にハマったが

 有吉が「なんだよ」とあきれて笑うと、山田は「僕はしゃべり方がスゴいへたなんですよ」と言い訳。準レギュラーのみちょぱ(22)が「なんでそんな急に声をはるんですか!?」とツッコみ、櫻井と有吉が通販番組の販売員のテンションだとイジった。

 その後も、共演者を納得させる“都市伝説”の話を最後までできず、田中が「スゲえ裕貴のこの感じ分かる。僕も“面白い!”って思っても、ちょっとしたら忘れるんですよ」とフォロー。田中は「それも不思議ですよね」とうれしそうに笑った。

 これに有吉が「1個ぐらい最後まで聞かせて」と訴えると、山田は「やべえ、どうしよう……」と困惑。そのまま持ち時間が終わってしまい、山田が「不完全燃焼」とボヤくと、櫻井に「着火もしてない」とツッコまれ、「やっちまった」と頭を抱えていた。

 これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「話グダグダになってるのに面白い。聞いてるまわりの反応も楽しい」「山田くんがかわいい! やっぱり不思議な魅力があるんだよなぁ」「山田裕貴の天然さに心が癒された」と、カメレオン俳優として評価が高い山田と思えぬポンコツぶりが大ウケだった。

 そんな中、気になったのは同番組のリニューアル内容だ。派手な大道具はなくなり、自宅で友人とまったり過ごしているかのようなトークは、芸能人の意外な一面を見られそうな期待感があるものの、まるで深夜枠のようなチープさに違和感を覚えてしまう。

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