■NHK秘蔵っ子の清原果耶

 主演の清原は、15年放送のNHK連読テレビ小説『あさが来た』で女優デビュー。18年7月放送の『透明なゆりかご』(NHK)でドラマ初主演し、中絶や死産という重い問題に向き合う看護助手という、難しい役柄を演じて高い評価を受けた。

 その後も、19年放送のNHK連読テレビ小説『なつぞら』でヒロインの妹を演じ、少女時代だけでなく、夫の不倫に悩む大人の演技も披露。同年放送の『俺の話は長い』(日本テレビ系)では、思春期の少女らしい繊細な演技と、生田斗真(36)演じる屁理屈上手な主人公に負けない会話劇で存在感を発揮。抜群の透明感は、同世代の若手女優のなかでもトップクラスだ。

 オリジナルの脚本は人気ドラマ『リッチマン、プアウーマン』『コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)や『きのう何食べた?』(テレビ東京系)のほか、前出の『透明なゆりかご』を手掛けた安達奈緒子が担当する。

 キャストはモネの家族として、父・耕治の内野聖陽(52)、母・亜哉子の鈴木京香(52)、祖父・龍己の藤竜也(79)のほか、登米の資産家の夏木マリ(69)、有名気象予報士の西島秀俊(50)など、豪華な実力派俳優が顔を揃えているが、何よりも推したいのはイケメン俳優の層の厚さだ。

 まず、モネとの恋模様も気になる若手イケメンは、高校の同級生として、King&Prince永瀬廉(22)とEBiDANの高田彪我(19)が登場。また、登米の診療所の若手医師を坂口健太郎(29)、気象予報士の先輩を清水尋也(21)が演じる。

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