■ホリケンと堀内は別人
16年の『オリコンニュース』で、堀内は次のようにインタビューで答えている。
「芸人のときと普段の僕は、性格とか違うのかな……? 芸能人は、ちょっと“公人”のところもある仕事じゃないですか。街を歩いていると、やっぱり気さくに話しかけられたりしますし。そういうときは、ちゃんとニコニコして応えます。以前聞いたことがあるんですけど、(明石家)さんまさんは、街中で写真を頼まれたら撮るらしいんです。それを知って、僕もちゃんとしなきゃなって思っています」
「僕個人のことだったら、今どういう風に見られているか考える必要はないんです。その違いなのかな。芸人・ホリケンを、俯瞰で見て意識することはあるかもしれませんね。自分を客観的に見るのは得意じゃありませんけど……。普段と芸能人、どちらかの比重が大きすぎても、あんまり楽しくならないんです」
同業者からも、実は素がマジメであることを明かされたことがある。2019年12月19日に放送された、『アメトーークPresentsホリケンふれあい旅9』(テレビ朝日系)でのことだ。番組では、ロケ先でカメラが止まったと思い込んだ堀内が、それまで一緒にふざけ合っていたロケ先の子どもの親の元へ行き、「お父さん、ありがとうございました!」と、一緒に記念写真を撮るサービスを行う様子を放送したのだ。
「出川哲朗(57)は“本当はそういう人なんですよ!めっちゃ、ちゃんとした人だからー!絶対見られたくないところだけど”、土田晃之(48)は“今日の収録もだいぶ早くから来て、MCの練習をずっとしてる”と、それぞれ堀内を讃えていました。もっとも、堀内は恥ずかしそうに顔を覆っていましたが(笑)」(前出の女性誌記者)
実は真摯な裏の顔を持つ男・ホリケン。これからも、テレビを盛り上げてほしいーー。