■小渕の不倫報道の際には“完全スルー”

 芸能プロ関係者は話す。

「コブクロといえば“謝らない哲学”を持っていることで有名でした。2016年10月には『週刊新潮』(新潮社)が、黒田さんの相方の小渕健太郎さん(44)が複数の女性と不倫していたことを報じましたが、コメントを出すことはなく、記事を“スルー”しています。

 コブクロはこれまで“スキャンダルには対応”しない、という姿勢を貫いてきたんです。自分たちがアーティストだから強気でいたのでしょう」

 しかし、今回の黒田のケースは不倫相手の女性、その家族、ファンに向けて謝罪のコメントを出している。

「長年支えてくれているファンがガッチリついていて、彼ら本人がメッセージを出さないということで、“報道内容は間違っている”だと考えてくれるような存在だったといいますね。そんなコブクロが今回は謝罪をしたわけですから、これはかなり異例の事態。もしかしたら、初めての謝罪なのではないでしょうか。

 ただ、その前には出版差し止めなどの“悪あがき”とも取れる動きもしていたわけで、その動きが結果的に火に油を注いでしまっていますよね」(前同)

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