■ノーベル賞の山中伸弥教授は手術が下手?

 続いては、研究で頂点に立った日本人を紹介しよう。

「iPS細胞の研究でノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥教授(58)ですが、ノーベル賞学者の中でも異色の経歴の持ち主。医学部卒業後、整形外科医になったものの、手術が下手で他の人の邪魔をしてしまうため、“じゃまなか”というあだ名だったとか。何か医学の役に立ちたいと研究者の道を志したのが37歳のとき。手術が上手だったら、iPS細胞の研究はなかったかもしれません」(全国紙科学部記者)

 次のレジェンドは、日本のアニメの魅力を全世界に伝え、『千と千尋の神隠し』でベルリン国際映画祭金熊賞などを受賞した宮崎駿(80)。老若男女に愛される作品を、世に送り出した名監督だが、意外な逸話が。

「宮崎監督は“ファミコンはアニメの敵”と言って、スタジオへのパソコン導入に猛反対していたんです。しかし、監督はノート型パソコンはワープロだと思っていたので、スタッフがノートパソコンを導入したという話があります(笑)」(アニメ誌編集者)

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