草なぎ剛『青天を衝け』主役・吉沢亮を食う「覚醒」神演技!視聴率V字回復への画像
草なぎ剛


 俳優の吉沢亮(27)主演のNHK大河ドラマ青天を衝け』の第14話「栄一と運命の主君」が5月16日に放送され、平均世帯視聴率が15.5%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、前週の13.9%から1.6ポイントアップのV字回復となった。

 今回、京都にやってきた栄一(吉沢亮)と喜作(高良健吾/33)は、平岡円四郎(堤真一/56)に「一橋の家来になれ」と迫られる。すると、栄一は慶喜(草なぎ剛/46)に自らの意見を建白することを条件に出す。

 そこで、円四郎は遠乗り途中の慶喜に2人を対面させ、屋敷で謁見させることに成功。栄一と喜作は、一橋家に仕官することになって……という展開。この対面こそ、第1話の冒頭、栄一が馬上の慶喜を追いかけながら、「今すでに徳川のお命は尽きてございます」と訴えたシーンだった。

 このシーンについて、大河ドラマ公式ツイッターは「栄一と慶喜の運命の出会いは史実です。栄一は馬で駆ける慶喜を追いかけ、約1キロも全力疾走したそうです」と説明している。

 そんな、第1話と繋がる見事な伏線回収が、今回1番の見せ場だと思われたが、それ以上に視聴者の胸を熱くする(栄一風に言えば“胸がぐるぐるする”)クライマックスシーンがあった。それは、ドラマ後半の慶喜が薩摩の島津久光(池田成志/58)ら、外様大名と対峙するシーンだ。

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