■再放送でも他局を駆逐

 たとえば5月19日は、『ドクターX』を2話分再放送していたのだが、14~15時台の世帯視聴率は6.1%、個人視聴率は2.8%、15~16時台は世帯8.3%、個人4.1%だった。

 一方、14時から15時の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)の世帯は6.5%、個人は3.1%。『ゴゴスマ GOGO!Smile!』(TBS系)の世帯は6.4%、個人3.0%と、『ドクターX』は『ミヤネ屋』や『ゴゴスマ』に匹敵する視聴率を記録している。

 また、15~16時台の『news every.』(日本テレビ系)は世帯5.7%、個人2.8%、『Nスタ』(TBS系)は世帯6.1%、個人2.9%、『Live News イット!』(フジテレビ系)は世帯2.5%、個人1.1%という数字だった。

「15~16時台に至っては『ドクターX』の再放送のほうが大分数字がいいんです。さらに同じテレビ朝日ドラマの再放送を見ても、『森村誠一の終着駅シリーズ』や『相棒』などと比べても『ドクターX』のほうが数字がいい。やはり、米倉主演の『ドクターX』は、とんでもない人気を持っているお化けドラマですね。

 ただ、10月から始まる第7シリーズが“最終章”になることも決まっているといいます」(前出の制作会社関係者)

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