■「自らの手を汚すことない」
前田が、そうしたひどい扱いをするスタッフたちの名前をメモしていると言うと、有吉は自分もかつては“許さない”リストを作っていたといい、「いつか叩きのめしてやると思ってたけど、いざ仕事が増えてその人と対面すると“バカバカしい、自らの手を汚すことないわ”って思っちゃうよ」と、気持ちの変化についてコメント。
櫻井も、いざ復讐してしまったら「自分がさもしいというか、自分が嫌な気持ちになっちゃいそう」と続けた。
そんな櫻井は、ジャニーズJr.時代に番組にひな壇的な役回りで参加していところ、松本潤(37)や二宮和也(37)はよく司会者に話を振られており、ランダムで当てられると思っていたが「実はスタッフが次だれだれ、次だれだれってメインどころというか(カンペ)出す」「どうせ自分がささんないってわかっちゃってるから、“なんでここいるんだろうなー”って90分ただ座ってるみたいなのは確かにあった。子どものときだけど」と、嵐としてデビューする前の辛い経験を告白。
櫻井はその後、その番組でヒロミ(56)に声をかけられたときに「爪痕残すしかない」と頑張ったと語ったため、これは1998年放送の『8時だJ』(テレビ朝日系)での出来事だと推測できる。同番組は、ヒロミと当時Jr.だった滝沢秀明(39)がMCを務めていたバラエティで、デビュー前の嵐、今井翼(39)、山下智久(36)、生田斗真(36)、風間俊介(37)、関ジャニ∞のメンバーら “ジャニーズJr.の黄金期”ともいえるメンバーたちが出演していた。
櫻井、有吉のような人気者にも、人知れない苦労があるようだ。