■出演者が「多忙すぎる」問題

 前出のお笑いプロ関係者は続ける。

「ターゲットはしっかりと定まっているのでしょうが、コントには不評のものも多くありますよね。

 たとえばチョコプラの松尾駿さん(38)と霜降りのせいやさん(28)が2人揃って梅沢富美男さん(70)のモノマネをして漫才をする『W富美男』。視聴者からは、“松尾の梅沢富美男はめちゃ上手いけど、せいやひどい”といった声が寄せられています。

 同じコンビで、坂上忍さん(53)と爆笑問題太田光さん(56)のモノマネをする『サカガミくんとオオタくん』にも、“サカガミとオオタはやめた方いい。つまらん”といった声がネットにも多く上がっています。

『新しいカギ』は、ディレクターや放送作家から集まったコントのネタを、最終的に総合演出ら番組上層部が判断して、収録に臨む。しかし、その判断に疑問を持っている人も出てきているといいますね」

 さらに、人気者を集めすぎているがゆえの問題もあるという。

「特にチョコプラと霜降りはあまりにも多忙すぎて、打ち合わせすらままならないと言われています。そのせいで、収録当日になってやるはずだったコントが飛んでしまったり、現場でのバチバチも起こっているそうですよ」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5