■向井理が川口春奈に突撃!
そんな、主人公のくるみだけでなく視聴者も、“こだわりすぎて面倒くさい”本命の横浜か、“自由奔放でかわいい39歳”の当て馬の向井か、どちらを選ぶか悩んでしまうイケメン競演。しかし、ドラマの後半、形勢逆転を予感させる展開が。
くるみが「いいの? 私が社長のほうに行って」「ホントになにも思わない?」と問いかけると、駿は「シャチさあ、好きだよ、マメシバ真柴のこと」「だから、俺はもういいよ。そもそもこだわんないから。誰が来て、いなくなっても。余計なものはいらない」と、恋のバトル撤退を匂わせたのだ。
すると、くるみは駿の口を手で抑えて言葉をさえぎり、「黙れ」と一喝。そして、彼の唇をクニッと指で挟むと、「いい? よく聞いて。藤野さんが好き」と、春の出会いから駿一筋だったと告白。横浜の瞳は濡れていて、男女の立場が逆転したような新鮮な告白シーンだった。
第7話の予告動画では、生まれ故郷・初島に向かったくるみを祥吾が訪ねて来て、くるみの母は「彼氏が来た!」と勘違い。船に乗り移るくるみを、祥吾が優しく抱きとめようとする姿が。一方、駿が落ち込むくるみの顔を両手で包み込み、「隣にいるよ」と励ましているようなシーンも見られた。
くるみの告白を受けても、恋のバトルの混迷は続くようで、“最強の当て馬”として向井の活躍が楽しみだ。(ドラマライター/ヤマカワ)