■似顔絵グループと本人映像グループの差は？
前出のワイドショー関係者は言う。
「似顔絵が使われたのは、普通のグループとは事情が違うというのがあるでしょう。まず、ＴＯＫＩＯに関しては、長瀬さんと山口さんが脱退、退所し、２人は芸能界からも引退している。さらには現行メンバーである城島さん、国分さん、松岡さんも社内独立とはいえ、ジャニーズ事務所本体からは離脱しています。グループの映像を使うと長瀬さんと山口さんの姿も出てきてしまうことから、似顔絵での登場となったのでしょう。
ＳＭＡＰは２０１６年末で解散していて、香取慎吾さん（４４）、草なぎ剛さん（４６）、稲垣吾郎さん（４７）は２０１７年９月に退所して現在は新しい地図で活動中。中居正広さん（４８）も昨年３月で退所しており、肖像権の問題も絡むでしょうし、似顔絵が使われたのでしょう。
ＴＯＫＩＯとＳＭＡＰについては、こうした事情もありますから似顔絵になるのは無理はないように思われますが、やはり気になるのは嵐ですよね」
嵐は２０２０年いっぱいをもって活動休止。大野智（４０）も芸能活動をストップしているが、メンバーから退所者は出ておらず、ＳＭＡＰのように解散も、ＴＯＫＩＯのように独立もしていない。
加えて、５月１９日に行われたＮＨＫの正籬聡放送総局長の定例会見では、同局の東京五輪スペシャルナビゲーターに就任している嵐について、担当者が「これまでと同じ回答になりますが、現時点ではまだ決まっておりません。決まり次第お知らせしたいと思います」と話している。
「ＮＨＫのコメントは曖昧なものですが、まだ嵐として東京五輪で活動する可能性がゼロではないということですよね。つまり、嵐は、キンプリとＶ６と同じ現役ジャニーズグループなのに本人映像はなしで、解散や退所、独立があったＴＯＫＩＯとＳＭＡＰと同じ扱いの似顔絵。これにはさすがに違和感がありますし、何かあったのかと思ってしまいますよね」（前同）
視聴者からも、「嵐さんの歌ってる映像流したらダメなの…？？？」「映像見たかったぁぁぁぁ なんで嵐だけないんだ！」といった声が上がっていた。
嵐が現役ジャニーズのＶ６やキンプリ側ではなく、解散したＳＭＡＰ、３人となって独立したＴＯＫＩＯ側にいたワケ――。深い意味はなく、番組の制作上そうなっただけなのか、それとも嵐に何か異変が起きているのか……。
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