舌がんから“完全復活”!堀ちえみ、焼肉で「塩タン」キレキレ関西弁トークの画像
堀ちえみのオフィシャルブログ『hori-day』より

 6月1日放送の『チマタの噺』(テレビ東京系)で、堀ちえみ(54)が以前と変わらぬ元気な姿を見せた。堀とは旧知の中で、距離感の近さから闘病中の堀に「よう声かけんかったですね」というMCの笑福亭鶴瓶(69)。今回、堀が元気を取り戻したことを知り、ようやく話ができるとオープニングで喜びを語った。

 スタッフから「堀さんもたくさん話したいことがあるって言ってらっしゃいました」と伝えられると、「怒られるんでしょうね、いろいろ」「怒られても良いですよ。いろんな怒られることがあると思います」「だから、思いっきりボコボコにされたいと思います」と意気込みを語った。

 堀は登場するなり「ボコボコにされたいって、ボコボコにできる口じゃないんよ」とたどたどしいながらハッキリした関西弁でツッコみ、「俺よりちゃんとしゃべってるわ」と鶴瓶を笑わせた。

 堀は、34歳のときに「特発性重症急性膵炎」で生死をさまよい、48歳で歩行困難になる難病「特発性大腿骨頭壊死症」を発症、関節リウマチ、神経障害性疼痛など、これまで数々の難病に苦しめられてきた。2019年2月にはステージ4の舌がんに見舞われ、舌の6割近くを切除している。その影響で発音しづらい言葉も多いといい、鶴瓶が「俺は“さ行”が難しい」と切り出すと、堀も「あ、“さ行”私も難しい」と共感。

 鶴瓶が「さ行難しいやろ? “やまだまさと”とかね」と言うと、堀は続けて「やまだまさと」と発音し、「あ、私のほうがうまいわ」「師匠はあきませんわ。噺家ですよ」と明るく笑った。

 過去に堀のお見舞いに出向いたという鶴瓶、そのときは舌がんではなく別の病気のときで、堀は「特発性の難病がもう多くて。主人なんかは“ホントに難病のデパートみたいなぐらい、難病があるよね”とかって、まあ冗談で」と振り返った。堀は、鶴瓶が堀の夫に初めて会ったときに「あっ」と言いかけて一瞬言葉に詰まったことを指摘すると、鶴瓶は「ご主人が何回か変わってるから」と苦笑いした。

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