■家族が焼肉で「塩タン」
番組中、街のVTRで好奇心旺盛な夫に振り回されながらもその状況を楽しみながら支える妻が登場、それを見た堀は「家族ってすごいなって思うのは、一切病気っていうことに対して、同情もしてくれないし、かわいそうとか絶対思ってくれない」と自身の家族についてコメント。鶴瓶が「焼き肉も食べに行くのん?」聞くと、「食べますよ! 最初はさすがにタンは食べれなくて」と笑い、「“なんか嫌やわ”って言って、でも主人は“おまえ好きやろ? 食えや”って言うんですよ?」と振り返った。
堀は「家族も普通頼まないでしょ? 気を遣って」「でも“塩タンは良いよね”って。 “塩タン食べようよ!”って、みんな焼いて“うんめぇなぁ塩タンはやっぱり”って。そんな家族ですよ」と笑顔でボヤいた。すると鶴瓶も「俺、舌がんの人退院しよったときに、塩タン食いにいこうやって言ったわ、俺」と堀の家族と同じことをやったと白状し、堀を爆笑させていた。
今回、堀が見せた元気な姿に、「堀ちえみさんが、ただ話しているだけでうれしくて感動する」「元気になられてよかった!」「ムチャクチャしゃべれるようになっててビックリ」「話面白すぎて滑舌なんて気にならないわ」など、視聴者からも喜びの声が上がった。
NHK『健康チャンネル』の「闘病記」で、堀は舌がんの告知を受けた当時を振り返り、これまでの闘病経験から「これ以上、痛いことをもう経験したくないので、自分の人生をこれ以上、何かをして延命しなくてもいいかな」という気持ちだったが、娘から「生きてほしい」と懇願され、家族のために生きなければならないという思いで闘病を決意したという。しかし、手術後のリハビリ中に食道がんが見つかり、さらなる手術を経験している。
2020年1月に『徹子の部屋』(テレビ朝日)でテレビ初復帰、元気な姿を見せた堀。現在は通院を続けながら、ボイストレーニングを重ねており、歌手復帰にも意欲的だ。ブログには、そうしたボイストレーニング中の動画などもアップされている。度重なる病も乗り越えてきたパワフルな堀、歌手としての完全復活も近そう!