■「たぶん気持ち良くなってた」

 言われたとおりにしたところ、「めちゃくちゃ評判良くなって。“ああ、なるほどな”と」「だからそのときぐらいから、もう1個の目線というか。自分のこの“やりたい、やりたい”は、たぶん気持ち良くなってたんでしょうね」と自己満足だったことを痛感し、肩の力が抜けたと語った。

 番組前半では、歌手としても活動している菅田が、音楽について「俳優っていうフィールドがあるからこそ、ちょっとお邪魔するような気持ち」で関わっていると明かし、一生懸命歌おうとレッスンするとうまく歌えず、ラフな気持ちでいたほうがうまく歌えると明かした。菅田は俳優としてもさまざま賞を受賞してきたが、音楽でも頭角を表している。2017年には、映画『キセキ-あの日のソビト-』で、成田凌(27)、横浜流星(24)、杉野遥亮(25)とともに劇中でGReeeeNの前身グループ“グリーンボーイズ”を演じ、CDデビュー。その後、auのCM「三太郎」シリーズのサッカー応援ソング『見たこともない景色』でソロデビューをはたした。

 現在は、音楽活動にも力を入れており、米津玄師石崎ひゅーいあいみょん(26)、Creepy Nuts、OKAMOTO’Sら、話題のミュージシャンたちとのコラボも注目を集めている。

 6月7日に自身のラジオ『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、来年1月期の主演月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)の撮影がほぼ終了したことを明かした菅田。俳優としてもアーティストとしても、程よい力加減が大切なようだ。

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