■33分間の奮闘の先にある『鉄腕ダッシュ』の未来

 6月13日の放送では、森本は番組開始23分から56分頃まで、途中CMはあったものの約33分間にわたって1人で番組を回した。

「今回は城島さんのドラマ撮影があってイレギュラーで森本さんが対応した形ですが、今後は、こうしたことが『鉄腕ダッシュ』のスタンダードになっていくと見られています」(制作会社関係者)

 1995年11月の放送開始から長らく『鉄腕ダッシュ』を牽引してきたTOKIOだが、2018年5月に不祥事で山口達也(49)が脱退、長瀬智也(42)も今年3月をもってグループを去り、番組にも登場しなくなった。

「『鉄腕ダッシュ』では、長瀬さんの脱退が発表された2020年夏に番組の方針転換が決まったといいます。長瀬さんの脱退で城島さん、国分さん、松岡昌宏さん(44)の3人体制となったTOKIOですが、ティーン層も多く見る日曜ゴールデンの番組をアラフィフの城島さんを含む3人だけでやっていくのは厳しい。

 日テレは13歳から49歳の“コアターゲット”の視聴者獲得をとにかく重視しているため、SixTONESやSnowManKing&Princeといった期待の若手を投入していく方向になったといいます」(前同)

 現在、『鉄腕ダッシュ』ではTOKIOの3人以外に森本、キンプリの岸優太(25)、ジャニーズJr.内のグループ・Aぇ!group草間リチャード敬太(25)の3人が出演している。

「株式会社TOKIOもスタートし、ビジネス面でもTOKIOのメンバーが忙しくなるであろう中、森本さん、岸さん、草間さんの3人だけでなく他にも若手が出演するのではとも言われています。そして今後、TOKIOの3人はこうした若手を支えるアドバイザー、講師のような存在になっていくと見られていますね」(同)

 森本の見事の“カメ食レポ”があった今回の放送には、『鉄腕ダッシュ』の未来が詰まっていたのかもしれない――。

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