■「イジられるのも込み込み」

 それでも、櫻井はファンが喜んでくれるなら、「できれば100、もしくは120%やっちゃうよ、今」と思ってやっていると明かし、「で、シラフになって“ああ、恥ずかしい”の連続」だと語った。また櫻井は「絶対イジられますよ。イジられるのも込み込みですよ」と断言。

 櫻井はライブを盛り上げるために、ファンに「調子はどうだ!」と聞いて答えさせるというコールアンドレスポンスをよく行っているが、「この番組では“櫻井がコンサートで調子を聞いた数、全何回”ってイジられるんですよ」とボヤいたが、そうやってイジられることも想定内だと語った。

 有吉は、小籔のバンド活動について「ちゃんと練習してるし、まじめにやってるし、かっこいいと思うよ」とフォロー。しかし、「ただ、いつも小籔さんは“すいません、芸人が音楽やらせてもらってます”とか、“かっこつけさせてもらってます”って謙虚な姿勢がイメージにあるけど」「最近は“かっこいい”“楽しい”が勝っちゃって謙虚が薄いなって思う」とイジり、小籔を爆笑させた。

 櫻井が語ったアイドルとしての矜持に、ファンからは「翔くんのパフォーマンスは最高なのよ」「“調子はどうだ!”に全力で応えるのが好きだからそのままでいてほしい」「ちゃんとアイドルとしてプライドを持ってるのがすごい」など、称賛の声が上がった。

 櫻井のライブでのパフォーマンスをイジるのは、同番組では定番になっているが、2017年放送の『ニノさん』スペシャル(日本テレビ系)に櫻井がゲスト出演した際に、メンバーの二宮和也(37)からもイジられていた。

 番組の企画で、過去に櫻井がインタビューで語った恥ずかしい言葉や、コンサートでの発言が紹介され、2000年の嵐ファーストライブの最後に、櫻井が「チャオチャオ!」とファンにあいさつしたことが紹介された。

 二宮から、このあいさつの真意を聞かれた櫻井は「イタリア語の“バイバイ”なんです」「そのときにイタリアに留学してたやつがいて、帰り際にチャオチャオって言うのがかっこよかったんです。僕の中で」と説明したが、このあいさつはファンの間でも「チャオチャオといえば櫻井翔」と語り継がれている。

 20年前のあいさつでイジられ続けるのも、櫻井の中では「込み込み」だった!?

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