■大御所への接触&“組合”創立で足場固め!?

 6月15日の『東スポWeb』では、加藤が、ギャラや条件交渉、一時金の貸し出し、仕事の斡旋なども視野に入れた、芸人のための「組合」設立を検討していると報じている。

「エージェント契約を解除され、吉本芸人ではなくなったこともあり、加藤さんは大御所の石橋さんに接近したり、組合創設を目指したりと、芸能界での自身のポジションを守るため、芸能活動を続けていくための動きをしているのかもしれません。

 吉本から契約を解除されても『スッキリ』は好調で、7月クールや10月クールには特番のMCが決まっているという報道もあることから、“加藤さんはフリーになっても今まで通り問題ないのでは”とも言われています。

 しかし、全然そんなことはないんです。一部では、キー局から追放される可能性もある、という話もささやかれています。特に危ないと言われているのが『スッキリ』と『人生最高レストラン』(TBS系)なんです」(放送作家)

 加藤にとっての一丁目一番地だと言われる『スッキリ』は15年目を迎えた今も、視聴率は堅調だ。その番組が「危ない」と言われているとは穏やかではない。前出の放送作家が続ける。

「『スッキリ』がすぐに終わるということはないでしょう。しかし、加藤さんが同番組のMCに就任した経緯が関係してくるんです。芸能界には、所属事務所が動いて、その看板で取ってきてくれた仕事は、事務所を離れた際には手放さなければならない、という“不文律”があるんです。

 事務所が渡してくれた仕事だけに、そこから離れる以上は手放す、ということですね。ただ、そうだとしても、その後、本人の頑張り、活躍によって番組が長期に渡って続けば、それはまた別の話になってきますよね。まさにそれが、加藤さんと『スッキリ』と言えそうです」

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