■「どうせ5人なんだから」から見える希望
前出の芸能プロ関係者は言う。
「『鉄腕ダッシュ』での演出や長瀬さんの発言を見ると、メンバーにはやはり、“TOKIOは5人”という強い思いがありますね。山口さんは退所後、2020年9月にもバイクを運転中に乗用車への追突事故を起こして飲酒運転が発覚し、道交法違反(酒気帯び運転)で逮捕される事件がありました。山口さんはその後、再び断酒のために通院を始めたとの報道もあります。
早期の芸能界復帰は絶望的な山口さんですが、それでもいずれはTOKIOに合流するとの見方が強いんです。ただ、合流するとは言っても代表取締役にジャニーズ本体の社長である藤島ジュリー景子氏が就任している株式会社TOKIOは難しいと言われています。代わりに、城島さんが昨年7月に立ち上げた個人事務所『S』に山口さんが雑用などを務めるスタッフとして入り、いつか芸能の仕事に復帰する、というルートがささやかれていますね」
TOKIOは永遠に5人だというメンバーの強い思い、そして山口達也の復帰計画、将来的な5人での音楽活動の希望が潰えたわけではないということだろう。
「5人で集まるとなっても、かなり先のことでしょうね。長瀬さんも、しがらみや制限が生じるような大手のレコード会社や大手芸能プロダクションが絡む仕事はしたくないと言っているそうで、“TOKIO再結成”は現実的ではないでしょう。それでもいつか、一時的でも5人が再び集まって、TOKIOの音楽を奏でるということはありそうです」(前同)
元々、1989年に山口と城島が『城島茂バンド』を結成。その後、メンバーチェンジを経て1994年9月にシングル『LOVE YOU ONLY』でデビューをつかんだTOKIO。2018年5月の山口脱退までバンドとして活躍を続けてきた彼らが、そう簡単に5人での音楽活動を諦めることはなさそうだ――。