■『遺書』は芸人のマストアイテム

「まあ、本当に松本がペヤングを心の底から大好きなのが伝わってきて、かまいたちが食べたくなるのも分かります。ちなみに、相方の浜田雅功(57)の誕生祝いに06年に『リンカーン』(TBS系)で巨大ペヤング作りをする企画がありましたが、11年の同番組で浜田は日清食品の『日清焼そばU.F.O』が好きであることを明かし、“ペヤングはあんまり”だそうです(笑)」(前出の女性誌記者)

 笑いのカリスマとして自他ともに認める松本が、芸人たちに与える影響は計り知れない。たとえば、松本が94年に上梓した『遺書』(朝日新聞社)は、もはやお笑い芸人なら誰もが読んでいるといっても過言ではないだろう。鬼越トマホーク坂井良多(35)に至っては、昨年8月27日のツイッターに、

《長野の田舎で生まれ、友達はおらず、一族も仲が悪く、夢も希望もないままプータローをしていた20歳の時にたまたま行ったブックオフで100円で本を買った。読み終えて作者に会いたいと思いこの世界に飛び込んだ。》

 と、『遺書』の写真を添えて投稿している。

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